ようこそお越しいただきありがとうございます。
埼玉・武蔵嵐山の着付けとテーブル茶道のお教室【きとっちゃ】を開いております山口文江と申します。
私のプロフィールです。お読みいただき、私を知っていただければ幸いです。
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私は亡き母の影響で子供の頃から着物に触れて育ちました。でも、特に着物が好きだったわけではありません。
好きとか嫌いとかの判断をする前に、気付いたら着物がそこにあったという状況でした。
お正月には着物を着て母の実家に親戚が集まる事が多く、我が家だけではなくそんな時代だったように思います。
中学生時代は、着物には全く興味が湧きませんでしたが、高校生になるとお正月に友人と出かける時に母に着付けてもらって、友人に驚かれたりしていました。(高校生が着物で現れたら友人も驚きますよね)
その後は成人式と親戚の結婚式に振り袖を数回と、自分の結婚式に花嫁衣裳で和装を着た後は殆ど着物は着ませんでした。
39歳の時、大手のブライダル会社に就職しました。
子供が中学生になった時で、自分のこれからを考えて、又この先子供にもお金がかかることを予想して仕事を始めました。
このブライダル会社への就職が今の私に大いに影響を与えています。
私はこの会社で、ブライダルコスチュームスタイリストとして15年間働きました。
私が配属された店舗は神社が経営している結婚式場でしたので式は100%和装、その後披露宴でドレスにお色直しをする形体が殆どでした。
毎日花嫁の白無垢、色打掛、引き振り袖や、列席者の黒留袖などに触れながらの仕事なので、
当然ですが和装全般にとても詳しくなりました。
加えて結婚式、披露宴全般にもとても詳しくなりました。
毎日和装に触れながら自然と「自分で着物を着たい、それも美しく」と思い始めました。
それまでも何とか自分で着物を着る事は出来ました。
でも「何とか着られる」事と「きちんと美しく着られる」事は全く違います。
結婚式場に居ると、式当日のお客様のきちんと着付けをされた美しい着物姿を沢山見ます。
やはり美しく着付けをされた着物姿は凛として、日本人の女性を一番美しく見せてくれる事を再確認しました。
早速着付け教室を探して仕事をしながら休日に通い、着付け講師一級の免状を取りました。
免状を頂いた後に「紐だけを使う昔ながらの着付け教室」へ通い直し、今も学び続けています。
この西荻窪の「着付け教室・シロップ」の若いカナ子先生にも大変に影響を受けました。
何年かは特に目標も無く、着物を自分で着る事と人に着付ける事を習い事のように学んでいるだけ。
そして仕事をしながら「何となく着付けを学ぶ」うちに「何となく学ぶ」ことがつまらなくなってきました。
学ぶ時には目標の設定がとても大切で、私にとってはそれを設定する事で学ぶ意味が付いてきたのです。
目標設定をしたことで、着物を仕事にすることを考え始めました。
着付けを学んでいるうちに、着物を着る事がとても楽しくなってきたことが大きなきっかけでした。
そして、自分が楽しいと思うことを人にも伝えて行って、それを仕事に出来たら私にとって最高だと考えました。
自分が最高の状態であればあるほど、人をもっともっと楽しい状態に出来るはず。
このスパイラルは考えただけで私を幸せにしました。
でも、考えているだけでは現実に楽しく幸せにはなれません。
「よし、もっともっと頑張って人様に教えられる様に、人様に着付けを出来るように」と思い始めた頃、
着付け教室・シロップのカナ子先生に「覚悟が決まってから急激に上手になった」とお褒めの言葉を頂きました。
前職を体力的にきつくなってきたこともあり退職し,お教室を開くことを考え始めました。
紆余曲折ありましたが、このたび自宅教室と出張型教室の二本立ての、お着物の着付け及び着付け教室・テーブル茶道教室を開きました。
今は多くの方に私の着付けをお教えして、ご自分で着物を着る事の楽しさや、美しく装う事の愉しさを知って頂きたいと思っています。
日本人は数十年前まで着物で生活をしていました。
女性は家事や子育てをし、男性は仕事をこなしていました。
着物は特に日本人女性を美しく見せてくれる衣服です。
でも現代は着物を着る機会より、洋服で過ごすことの方が何十倍も多いです。
「着物でなければ出席できない所」はとても少なく、反対に「殆どが洋服で出席出来る場所」です。
そう考えると、着付けを習う必要性を感じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それでも今、着付けを習ってご自分で着物を着たいと考えている方は多いのです。
なぜでしょうか。
昨今の着物ブームや、最近はリーズナブルな価格でリサイクルの着物を扱っているお店や通販も多く、
気軽に着物を手に入れやすくなったことも大きな理由だと思います。
でも一番の理由は、やっぱり私達日本人は着物の魅力を知っているのだと思うのです。
その魅力を実際にご自分で着る事によって楽しみたい、
という気持ちが着付け教室へ通う理由ではないでしょうか。
私はその「楽しみたい」と言うお気持ちのお手伝いをしたいと考えています。
私は「難しい事はさておき、先ずは着物を着られるようになりませんか」
と言うスタンスで着付けをお教えしています。
ご自分で着ることが出来るようになったら、次は楽しむために着る事が出来るようになります。
そうなると着物でランチに出かけたり、
着物で映画を観に行ったり、
旅行先で着物を着たり、と
貴女の楽しい時間を
「今日は着物で楽しもうか、洋服にしようか」選ぶことができます。
そのために先ずは着物をご自分で着られるようになりましょう。
でも、本当に着物を着られるようになるのか・・・。
心配ですか?
大丈夫です。私も着られるようになりました。
ご自分で着物を着てお出かけすることを想像してみて下さい。楽しいですよ~。
そんな楽しい日々が貴女に早く訪れますように!
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